指定範囲の字幕だけをずらす
字幕テキストを貼り付けることもできます
オプション
すべての字幕をずらす量(ミリ秒)です。正の値で遅く、負の値で早くなります。0 も有効な値で、ファイルはそのまま返ります。すでに目的の位置にあるかを手早く確認できます。
この時刻以降に始まる字幕だけを動かします。空にするとファイルの先頭からすべて動きます。
この時刻以前に始まる字幕だけを動かします。空にするとファイルの末尾まですべて動きます。
タイミングを数える基準のフレームレートです。形式のページでは MicroDVD が必要とする値で、同形式は時間をフレーム番号で保存します。フレームレートのページでは、そのファイルがどのレートを前提に作られたか(字幕が合わせて作られた版)を指し、ページの2つ目の欄には実際に使う動画のレートを入れます。よく使われるのは 23.976、24、25、29.97、30、50、59.94、60 です。間違えると時間軸全体がずれます。フレームレートのページでは、ずれは固定量ではなく比率で生じます。
このページは、指定した時間範囲の中で始まる字幕だけをずらし、それ以外はそのまま残します。範囲の開始と終了を設定し、ずれを渡すと、その中に現れる字幕が動き、前後の字幕は元のタイミングを保ちます。長編映画の1シーンやエピソードの1区間だけを直し、ファイルのほかの部分の位置合わせを乱さないためのツールです。
字幕は開始時刻が2つの境界の間にあるときに範囲内とみなし、両方の境界を含みます。この規則が重なり具合ではなく開始位置を見るのは意図的です。境界をまたぐ字幕、つまり範囲より前に始まって中で終わる字幕は、そうでなければ半分だけ中に入り、半分だけ動かすことはできないからです。境界は片方だけでも構いません。開始だけ指定すればそこからファイルの終わりまで、終了だけ指定すればそこまでが動きます。
ずれが字幕のまとまりを直前の字幕より前へ引くと、ファイルの時刻は昇順でなくなります。その場合は起きたことを報告します。字幕のまとまり自体は届いた順序と番号を保ちます。書き出し側が元のまとまりの順序を意図的に戻すからです。その結果、時刻で並んでいないファイルができます。ここでは番号を振り直しません。それは別の仕事です。
SRT、WebVTT、ASS、SSA、SBV、SAMI、MicroDVD、TTML、JSON、CSV を受け付け、それぞれ実際の形式として読みます。プレーンテキストと LRC は拒否されます。どちらも終了時刻を保存せず、ずれが動かす対象がないからです。アップロードはなく、シーズン全体を1回のキューで処理できます。
例
1つのシーンだけを後ろへずらす
入力
1
00:00:01,000 --> 00:00:02,000
Before the range.
2
00:00:05,000 --> 00:00:06,000
On the lower edge.
3
00:00:07,000 --> 00:00:08,000
Inside.
4
00:00:12,000 --> 00:00:13,000
After the range.
出力
1
00:00:01,000 --> 00:00:02,000
Before the range.
2
00:00:05,300 --> 00:00:06,300
On the lower edge.
3
00:00:07,300 --> 00:00:08,300
Inside.
4
00:00:12,000 --> 00:00:13,000
After the range.
2つ目はちょうど下限から始まり、動きます。両方の境界を含むからです。1つ目と4つ目は外にあってそのまま返ります。それがこのページの狙いです。
遅いまとまりを前のまとまりより前へ引く
入力
1
00:00:10,000 --> 00:00:11,000
Early in the file.
2
00:00:20,000 --> 00:00:21,000
Late in the file.
出力
1
00:00:10,000 --> 00:00:11,000
Early in the file.
2
00:00:05,000 --> 00:00:06,000
Late in the file.
2つ目は5秒へ引かれ、時刻の上では1つ目より前に来ますが、2つのまとまりは届いた順序と番号を保ちます。ファイルの時刻は昇順でなくなり、ページがそう報告します。
境界を片方だけ指定する
入力
1
00:00:01,000 --> 00:00:02,000
Untouched.
2
00:01:00,000 --> 00:01:02,000
Moved.
出力
1
00:00:01,000 --> 00:00:02,000
Untouched.
2
00:01:00,500 --> 00:01:02,500
Moved.
下限を1分にして上限を指定しないと、その瞬間以降がすべて動き、それより前は動きません。両端が同じ量だけ動くので、2つ目の長さは 2000 ms のままです。
よくある質問
どの字幕が範囲内として数えられますか?
開始時刻が2つの境界の間にある字幕で、両端を含みます。どちらかの境界ちょうどから始まる字幕も範囲内です。重なりの大きさではなく開始位置が判据なので、範囲より前に始まって中で終わる字幕はその場にとどまります。
範囲の判定に字幕全体ではなく開始時刻を使うのはなぜですか?
境界をまたぐ字幕は範囲の一部しか内側になく、字幕の一部だけを動かす妥当な方法がないからです。開始で判定すれば各字幕に1つの明確な答えが出ますし、シーンの捉え方とも合います。字幕が現れる瞬間が、直している区間の内外を決めるからです。
ある地点より後ろをすべてずらせますか?
できます。下限だけを入れて上限を空にすると、その瞬間以降から始まる字幕が動き、それより前は動きません。下限を空にすればその逆で、上限までが動きます。境界は片方だけでも、両方でも機能します。
範囲内で始まる字幕がないときはどうなりますか?
ファイルはそのまま返ります。ずれは適用されず字幕も削除されないので、出力は入力と同じです。つまりページに報告することもありません。動くと思っていたなら、すでにずらしたタイムラインではなくファイル自身のタイムコードと範囲を照らし合わせてください。
まとまりを前へ動かすと出力は時刻順のままですか?
必ずしもそうではなく、そうならないときはページが報告します。字幕のまとまりをその前の字幕より前へ引くと、ファイルの時刻は昇順でなくなりますが、まとまりは元の順序と番号を保ちます。再生ソフトによって扱いが違うので、隣をまたいで動かしたときは結果を確認してください。
範囲をずらした後、字幕番号は書き換えられますか?
書き換えられません。すべての字幕が届いたときの番号を保ち、触られなかった字幕も同じです。振り直しはそれ自体が別の仕事で、ここで行うと頼んでいない行まで変えてしまいます。長いファイルの1シーンに範囲のずれを安全に使えるのはそのためです。